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はいはい、エヴァエヴァ

時計台の「綾波系」を定義する試みは月雲氏がまとめてくれたおかげで、一応大多数の共感を得る事ができる着地点に落ち着いたと思うので、もうあそこで書くことは無くなった。これ以上議論の結果思った雑多な感想をあそこに書き込む事は、「カレンダーのテーマを決める」という時計台の該当スレの趣旨に対して何らプラスに働かない、つーか脱線になっちゃうので、チラシの裏、すなわちこっちに書く。この方法はなんかまた卑怯なことをしてるような気がするが、ようするに私は時計台を無闇に引っ掻き回したくないだけですのでご容赦して欲しい。

・綾波系のポイントは、(1) キャラ設定の特殊性、(2) 感情の獲得というキャラの変化の過程 (または変化可能性)、(3) キャラの微細な感情変化を主人公だけが読み取れるという独占性

という意見には全面的に賛同、で、なんでダウナーをわざわざ綾波に置き換えて引用したかというと、ダウナーっていう単語が綾波にあてはまるのかというその一点だけが僕が違和感を持ったため。ダウナーと呼ぶと、その人は、「だらけた」、「凛としていない」、「働きたくないでござる」とかやる気の無い奴であるかのような印象が感じられる。でもそれらの印象は綾波からは対極的(彼女は軍事組織に属して戦う、とても凛とした女性だ)。だからうるさいようだが、ダウナーといってしまうと余計な要素が感じられて僕は気になる。ダウナーキャラと言うのがぴったりくるのは「綾波からやる気を抜いたキャラ」であるように思う。具体的にはハレのちグゥの「グゥ」とか桜玉吉の「ぱそみちゃん」とか(この例えでどれくらいの人に分かってもらえるのかは分からないんだが)

(+) 綾波>>>>>>グゥ>ぱそみ (-)(キャラから感じられるやる気指数)

こうしてみるとグゥが綾波系の変化形、もしくは定義の拡張型であることが分かってくる

・ツンデレと綾波系の類似性については、アッパーかダウナーか、という違いのように思えてきた。アスカは広義のツンデレですよね。デレるのが下手なためにツンのまま主人公と衝突して劇場版で殺す、殺さないの展開にまでなってしまった感じではあるけど。さらに考えてみれば、今更言わずとも10年間の間にさんざん色んな人に語られてきたことだが、エヴァのキャラはどいつもこいつも精神的に未成熟で感情の表現が下手くそな奴らばかりである。大人キャラであってもその内面は大人になっていない(アダルトチルドレン)。だからエヴァキャラは感情が未成熟な者達、(加持は違うのか、でもカテゴリーから外れるからこそ途中でぬっ殺された)として括ることができる。また、ツンデレと綾波系キャラというのは自分の感情をうまく表現できない人たちという、両者を含むさらに大きな集合でくくることができることになる。

・綾波系キャラっていうのは本当に、男が自分の色に染められるキャラなんだなあ。こうしてみると、エヴァが同人ブームを加速させたというのも凄く納得のいく話である。感情が未発達ということは最低限にしか情報が書き込まれていないキャラという事であり、同人作家が同人を描く素材としては実に好都合なのだなあ。(例;○グダンとかモ○゙ダンとかモグ○゙ンとか)と、色んな人が繰り返してきた分析を今やるのも今更感ただようのだが、直撃世代だった時にはまだ厨房なりの頭しか無かったし、そういえば当時ははまってたくせにちゃんとした分析して自己確認する作業はしてなかったなあと思い、今やったわけです。感情表現の下手な連中を登場させることで、精神的に未発達な我々の共感を得ると同時に、綾波みたいなキャラを作ることで同人作家のモチベーションをびんびん刺激した、それがブームを担った一端。

・ちなみに私は綾波もアスカも不健全(病み)すぎて好きじゃない。

・でもエヴァという作品の総体としては好き。綾波もアスカも単体では好きじゃないけど両方いることでそうじゃなくなる、みたいな。

・そういえば新作どないすんねん。蛇に足を付け足しますか、はいはいワロスワロス。エヴァはガンダムと違って、放送後間を置かずにZエヴァンゲリオンを作れなかった時点でガンダムの域になれなかったのは言うまでも無い。サンライズがガンダムで今も商売し続けるのに、いつまでやってんだという気持ちが起こらないのは(いや、起こる人もいるんだろうけど)ちゃんと新作を出し続けてるからだ。パチンコに関してはまあ、北斗の拳とか古典からひっぱってくる傾向にあるから別に違和感はないんだが、貞元の漫画とか鋼鉄のガールフレンドの漫画とか二番だし、三番だしの商売をいつまで続けてるのよお…という気にならざるを得ません。自社でエロ同人を出してるかのような脱衣麻雀も作ってしまうしさ。私はTV+劇場版までのエヴァはとても好きだったのですが以降のガイナのなり振りかまわないっぷりを観て落胆したクチです。それでも作品そのものと製作会社を切り離すことで納得させてた面があったのですが、新作を作られた日にゃあそんな自分騙しももはや通用しないっすよ。しかも上で述べたような面でエヴァはガンダムを超えられないはずなんですが、それでいて4部作構想っていうのがファーストガンダム映画が3作であるのを超えようとしている意図が感じられます。僕の勘繰りすぎだったらよいのですが、もしそうしたつもりだったら結構プギャーーです。
まあ、なんだかんだ言ったけど結局観てしまうのだろうなあ…作られるんだったらやっぱネット上でもかなり感想だのキャラ絵だのあふれそうだし、そこまで盛り上がってる中自分の道を貫けるほど僕は強くはない……

・しかし、あのガイナが本当に4作作るまでスタミナが持続するのか疑問。ルーカスですらSW9部作が6部作になったことからして、3部作程度になることは予想の範疇に入れておくべきか。もしくは4部作でも2作目以降は尺の大部分が前作の粗筋になったりするのではないか。段々とわくわくしてきたぞ。意外と楽しみになってきたじゃないか。

・今日の私はやたら毒づいているが、それもエヴァに対する愛情のなせる業である
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